つくりおき.jpは中国産や添加物を使ってる?気になる安全性を徹底調査

つくりおき.jpは中国産や添加物を使ってる?気になる安全性を徹底調査
  • 「つくりおき.jp、中国産の食材を使ってるって本当?」
  • 「便利そうだけど、子どもに安心して食べさせられる?」
  • 「添加物を使っているのか気になる。」

つくりおき.jpは、忙しい毎日に助かる便利なおかずの宅配サービスですが、「中国産の食材が使われている?」と不安を感じて検索している方もいます。

今回は、実際につくりおき.jpの3ヶ月分のメニューを調査し、中国産食材の使用状況や安全性への配慮、他社サービスとの比較まで徹底的に調査しました。

記事を読むことで、納得してつくりおき.jpを選べるようになります。

結論

つくりおき.jpでは中国産食材が一部使用されていますが、その多くは加工野菜といった「中国製造」であり、使用頻度も多くありません。

また添加物についても天然由来のものに限定し、家庭の調味料と変わらないレベルです。

「完全無添加」や「国産100%」ではありませんが、安全性・利便性・価格のバランスを重視する方には、安心して使えるサービスと言えます。

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目次

つくりおき.jpに中国産は使われている?

つくりおき.jp

「つくりおき.jpでは中国産の食材が使われているのか?」について、実際につくりおき.jpで届いたメニューの食品表示を確認して調査しました。

中国産食材の使用割合は?3ヶ月間の全メニューを調査

2025年1月から3月の3ヶ月間のつくりおき.jpの全メニューの食品表示ラベルに記載された原材料をすべて確認し、中国産の食材がどの程度含まれているかを調査しました。

  • 調査期間:2025年1月6日週〜3月24日週
  • 調査対象:週5食プランで提供される毎週11品のメニュー
  • 調査条件:食品表示法に基づいた「産地が明記された食材」を集計

調査した3ヶ月分の全132品のうち、中国産食材の使用品数は以下のとおりです。

中国産食材使用品数
(全11品中)
中国産食材
使用割合
1/6週3品27%
1/13週1品9%
1/20週1品9%
1/27週3品27%
2/3週2品18%
2/10週1品9%
2/17週3品27%
2/24週1品9%
3/3週2品18%
3/10週0品0%
3/17週0品0%
3/24週2品18%

調査の結果、全132品のうち中国食材の使用は19品(約14.4%)でした。1週間あたり1〜3品程度で、使われていない週もあるなど、使用頻度は限定的だと言えます。

きんたぴ

全11品なのは、週5食プランの場合です。週3食プランの場合は全8品になり、使用品数や割合も異なってきます。

中国産が使われていたのはどの食材?

つくりおき.jp4人3食分

実際にどのような中国産の食材が使われていたかを、使用頻度順にまとめました。

食材使用回数
春雨
(中国製造)
5回
揚げ茄子
(中国製造)
4回
たけのこ
(中国製造)
3回
ごぼう醤油漬け
(中国製造)
1回
れんこん
(中国製造)
1回
じゃがいも
(中国製造)
1回
人参
(中国産)
1回
するめいか
(中国産)
1回
里芋
(中国製造)
1回
ホキの竜田揚げ
(中国製造)
1回

つくりおき.jpで使われている中国産の食材は、春雨や揚げ茄子といった加工食品や野菜が中心です。

「中国製造」という文字からも分かる通り、あらかじめカットや加熱などの処理がされた状態で仕入れられている食品が多いことが見えてきました。

加工済みの野菜は、調理の手間を大きく減らせるうえに、品質も安定しやすいため業務用でよく使われています。

  • 安定供給
  • ロス削減
  • 調理の効率化

価格の安さだけでなく、上のような背景から中国製造の食材が選ばれているのだと考えられます。

実際、つくりおき.jpは「特定の産地にこだわらず、毎週各専門業者から、その時期に一番旬で、安全かつお値打ちなものを取り寄せ」る方針をとっています。

つまり、中国で加工された食材も、「安全性や調理の効率化を踏まえたうえで、必要に応じて選ばれている」ということです。

出典:つくりおき.jp公式ヘルプ『食材の産地はどこですか?

「中国産」と「中国製造」の違い

今回の調査では、「中国産」よりも「中国製造」と表記されている食材が多く見られました。

  • 中国産…原材料そのものが中国で作られたもの
  • 中国製造…中国の工場でカットや加熱などの加工をされたもの

たとえば、たけのこを中国でカット・冷凍した場合は「中国製造」と表示されますが、原材料が中国産かどうかまでは分からないのがポイントです。

実際、食品表示法では「主な原材料」以外は産地表示が義務づけられていないため、細かい部分までは書かれていないケースが大半です。

つまり、「中国製造」と書かれていても、原材料が中国産とは限らないということです。

きんたぴ

この違いを知っておくだけでも、少し安心感につながるのではないでしょうか。

出典:消費者庁『加工食品の原料原産地表示制度に関するQ&A

中国産の食品は危険?というイメージの正体

株式会社Antwayより

「中国産はちょっと不安…」と感じる人は少なくありません。その背景には、過去にあった食品偽装報道の影響や、「安い=危険」といった先入観などがあります。

そのようなイメージから、「中国産=安全ではない」と思ってしまう人も多いですが、現在は状況が大きく変わっています。

食品衛生法などの法整備が進んだことで、輸入食品の安全性は以前とは比べものにならないほど厳しくチェックされるようになっています。

厚生労働省では、毎年「輸入食品監視指導計画」を策定し、輸入食品に対して以下のような対応を取っています。

  • モニタリング検査(サンプル検査):年間約9万件以上(令和5年度計画値)
  • 検査命令制度:過去に違反があった品目や国について、輸入のたびに検査を義務づけ
  • 違反が確認された場合の対応:輸入停止、積戻し、廃棄命令などの措置が可能

出典:厚生労働省『令和5年度輸入食品監視指導計画

このように、厚生労働省が主導して厳しい検査体制をとっており、「基準に満たない食品」が輸入されることはほぼありません。

きんたぴ

日本に輸入されてくる中国の食品は、厚生労働省の主導のもとで安全が確保されているということですね!

つくりおき.jpと他社サービスを比較:中国産食材の使用について

つくりおき.jpと同じく人気の宅配食サービス「nosh(ナッシュ)」「ワタミの宅食」「シェフの無添つくりおき」「わんまいる」の、中国産食材の使用状況を比較してみました。

各社の中国産食材の取り扱いは以下のようになっています。

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サービス名中国産食材の使用中国産食材に関する見解
つくりおき.jp一部あり最も美味しく・安全でお値打ちなものを産地に偏りなく仕入れる
nosh(ナッシュ)一部あり(加工野菜)料理長・管理栄養士が安全と判断した食材を仕入れる
ワタミの宅食使用あり有機農産物・特別栽培農産物・国産食材の使用比率を30%に引き上げる目標を掲示
シェフの無添つくりおき原則不使用中国でしか仕入れが難しい食材・安全性が確認できた食材は今後使用可能性あり
わんまいる使用なし100%国産食材使用を明記
(加工食品の原料の一部に含まれる場合あり)

調査の結果、多くの宅配食サービスで中国産を含む外国産食材を一部使用していることが分かりました。

中国産や外国産の食材を一切使っていない宅配食サービスは「わんまいる」のみです。

つくりおき.jpを含め多くのサービスでは、中国産を一部使用しているものの、安全性や食材調達のバランスを見ながら適切に産地を選んでいます。

きんたぴ

やはりコストや流通の安定面から、すべて国産にするのは難しいのでしょう。

一方で、「シェフの無添つくりおき」や「わんまいる」のように、国産食材に強くこだわっているサービスも存在します。なかでも「わんまいる」は、すべての食材が国産であることを明記しており、安心感を重視する家庭には適しています。

「自炊の時間は取れないけど、家族のために国産食材にこだわりたい」という方には、わんまいるがおすすめの選択です。

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100%国産食材・食品添加物 無添加

つくりおき.jpに添加物は使われている?

食の安全の観点から、「添加物」についても調査しました。

結論から言えば、つくりおき.jpは完全な無添加ではありませんが、添加物の使用にはかなりの配慮がありました

つくりおき.jpは天然由来の添加物のみ使用

添加物の使用について、つくりおき.jp公式サイトでは次のように書かれています。

「基本的にご家庭にある調味料のみを使用しています。保存料は用いてなく、添加物も天然由来のものを除き使用していません。(※調味料や加工肉など弊社調理過程外で元々含まれているケースがございます)」

出典:つくりおき.jp『調味料はどのようなものを使っていますか?

添加物は使っているものの、天然由来のもののみということでした。

考える人

天然由来の調味料ってなんだろう。

気になったので、公式に問い合わせしてみました。

天然由来の添加物は、「寒天」と「麦芽糖」

つくりおき.jpへの問い合わせ「天然由来の添加物とは?」「寒天や麦芽糖」

つくりおき.jpの添加物使用ついて、公式に問い合わせたところ、次のような返答がありました。

一部のお料理で寒天や麦芽糖など天然由来のものを使用することがございます。料理の食感や味を向上させるために使用しております。

寒天と麦芽糖を使用しているということです。

  • 寒天…海藻から作られる天然の凝固剤
  • 麦芽糖…でんぷん由来の糖分

寒天は、カロリーが少ないダイエットフードとしてもおなじみの食材です。麦芽糖は赤ちゃんでも食べられる優しい成分です。

きんたぴ

麦芽糖は赤ちゃんの便秘治療薬「マルツエキス」の主成分としても使われています。

つくりおき.jpのおかずは、「大人2人と子ども2人」の4人前で量が計算されています。子どもも安心して食べられるように添加物にも配慮しているのでしょう。

食品表示にある添加物は、調味料のもの

つくりおき.jpの調理時に使用している添加物は、天然由来の安全な食品の形成に欠かせないものであることが分かりました。

しかし、食品表示を見てみると、それ以外の添加物の名前も書いてあることが分かります。

つくりおき.jpの食品表示表
つくりおき.jpの食品表示表

原材料名の「/(スラッシュ)」以降に書いてあるものが添加物

実は、食品表示上の「添加物」は、「調味料や加工食品に元から含まれているものもすべて記載する」というルールがあります。

たとえば味噌や調理酒など、家庭でよく使う調味料に含まれている成分も全て表示しなくてはなりません。そのため原材料名に一覧で並ぶと多く見えるのです。

つくりおき.jp「ひき肉と豆腐のニラ炒め」の成分表示
きんたぴ

これが公式ヘルプの「弊社調理過程外で元々含まれているケースがございます」の正体ですね。

上で引用した通り、つくりおき.jpで利用している調味料は、「基本的にご家庭にある調味料のみ」です。

つまり、つくりおき.jpで使われている添加物については家庭での自炊と同程度と考えて問題ありません。

つくりおき.jpと他社サービスを比較:添加物の使用について

つくりおき.jpと、人気の宅配食サービス4社の含めた主要な宅食サービス5社について、添加物の使用方針や表示の有無を比較してみました。

添加物への考え方は、サービスによってかなり違いがあります。

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サービス名添加物の使用備考
つくりおき.jp天然由来のものを除き使用なし料理の食感や味を向上させるため、天然由来のもののみを使用
nosh(ナッシュ)使用あり安全が認められたもののみ使用。公式サイトで「使用しない添加物リスト」を公開する。
ワタミの宅食使用あり国の基準を満たした物を使用
シェフの無添つくりおき保存料、化学調味料不使用“カラダに不必要な成分は一切使用しない” という考え方のもと、食品の作成に不可欠な4つの天然由来添加物のみ使用
わんまいる不使用食品添加物「無添加」を明言

つくりおき.jpは「保存料は使わず、添加物も天然由来のもののみ」と公式で明記しています。調理中に加えているのは、寒天や麦芽糖といった素材のみで、家庭で使われる範囲です。

一方で、「できるだけ無添加にこだわりたい」と考える方には、「シェフの無添つくりおき」や、「わんまいる」という選択もあります。

無添加にこだわるなら、「シェフの無添つくりおき」や「わんまいる」も選択肢に

「シェフの無添つくりおき」と「わんまいる」は、無添加にこだわっています。

シェフの無添つくりおきでは、「体に不必要な成分は一切使わない」という考えのもと、使用されている添加物は次の4種類のみ。

シェフの無添つくりおきが使用する4つの食品添加物

4つの添加物はすべて、豆腐・こんにゃく・ベーコンなど食品を作るのに不可欠な天然由来のものです。

きんたぴ

豆腐にベーコン、どの食品も日常の料理に出てくる食材です。

「わんまいる」も”皆様の安心と健康”のために、無添加への取り組みを行っています。

  • ソース…無添加専門メーカーの中から味わいの良いものを厳選
  • 出汁…うま味調味料は使わず、天然のメーカーのもののみを使用
  • バター…安価なマーガリンは使わず、生乳だけものを使用

無添加を追求するために、素材の選び方からこだわっています。

このように、「できるだけ自然なものだけを使いたい」「子どものために添加物を避けたい」という方にとっては、わんまいるやシェフの無添つくりおきといったサービスが合っていると言えます。

ただ、無添加にこだわるとどうしても価格は高くなりがちです。

1食あたりの価格
  • わんまいる…1,256円
  • シェフの無添つくりおき…806円(3人前2食プラン)
  • つくりおき.jp…798円(週5食プラン)

安心感と価格のバランスをとりたい方にはつくりおき.jpがちょうどいいかもしれません。

よくある質問

よくある質問

つくりおき.jpの食材や添加物に関するよくある質問を集めました。

つくりおき.jpでは中国産食材が使われていますか?

はい、中国産の食材を使用する場合もあります。つくりおき.jpでは、「毎週各専門業者から、その時期に最も美味しく・安全でお値打ちなものを、国内外問わず取り寄せ」るという方針を取っており、中国産にかたよって仕入れているというわけでもありません。

つくりおき.jpでは添加物や保存料を使用していますか?

添加物は天然由来のもののみ使用しています。また保存料は使用していません。

(※添加物については、調味料や加工肉など弊社調理過程外で元々含まれている場合があります)

つくりおき.jpで使用している調味料は無添加ですか?

既製品の調味料においては、無添加でないものを使用する場合があります。その場合は、法令基準にのっとって安全性が担保されたもののみを使用しています。

つくりおき.jpでは遺伝子組み換え食品を使用していますか?

遺伝子組み換え食品は原則使用していません。 つくりおき.jp の素材や調理においては、関係諸法に基づいて安全と判断されたものだけを使用しています。

つくりおき.jpにオーガニック素材コースはありますか?

現時点ではオーガニック素材コースはありません。

きんたぴ

公式サイトによると、時間はかかるものの、検討中だということです。

まとめ

つくりおき.jpでは、中国産や中国製造の食材が使われていますが、加工済みの野菜などが中心でした。中国産にかたよって使用されていることはなく、価格や安全面を見ながら各地のおいしい食材を使用しています。

添加物に関しても寒天や麦芽糖といった天然由来のものだけを使用しており、実際に使われているのは家庭で使う調味料とほぼ同じレベルです。

きんたぴ

まさにお家の「つくりおき」と同じです。

つくりおき.jpをはじめとする宅配食サービスの「中国産食材と添加物」の取り扱いをまとめると、次の通りです。

スクロールできます
サービス名中国産の使用添加物の使用
つくりおき.jp一部使用あり(加工野菜中心)天然由来のみ(寒天・麦芽糖)
・調味料に入っている場合あり
nosh(ナッシュ)一部使用あり(加工野菜)使用あり
(安全が認められたもの)
ワタミの宅食使用あり使用あり
(国の基準を満たすもの)
シェフの無添つくりおき原則不使用・4種類の天然由来のみ
・調味料の原材料まで無添加を確認
わんまいる使用なし(100%国産)不使用

どうしても中国産や添加物が気になるという方は、「わんまいる」や「無添つくりおき」のようなサービスがあって合っています。

ただし、無添加にこだわると価格が高くなる傾向にあります。

忙しい毎日をサポートしてくれる宅配食に求めたいのは、「安心・おいしさ・価格」のバランスです。

その中でもつくりおき.jpは毎週のサポートとして続けやすい、バランスの取れたサービスだと言えます。

\1回だけのお試し利用もできる/

注文もスキップも、すべてLINEで完結

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